大阪産業大学での実施例

ヒューマン(大阪産業大学学生)による実験

・U-Martの特徴の一つ:マシン・エージェントとヒューマン・エ-ジェントが混在する文理融合の研究プロジェクト
・ヒューマンのための取り扱いやすいグラフィカル・ユーザーインターフェイス
・5月から7月にかけて予備実験を含めて、計10回の実験を実施
・ヒューマン28人、ランダム型マシンエージェント3個体が参加する混在実験

実験目的

・板場情報の開示が取引にどのような影響を及ぼすか?
・市場の効率性の検証(制度の関する分析)
・情報の公開と取引量や価格変動の関係
(NY市場におけるスペシャリストは板情報や手口情報を独占することで、利益機会を確保する)
・流動性と安定性について、情報の公開について関連

実験の準備と実験条件

・証券市場・先物市場の学習
・U-Mart市場の学習、グラフィカル・ユーザーインターフェイスの扱い方など
・実験のためのフォーマットの作成
・板寄せ間隔10秒、一回の実験は約50分

延べ実験回数 ⇒ 28人×4回=112回中、7回の破産ケース
【破産する理由】
単純な理論でもそれなりに戦える。
白熱した取引では、焦って間違った注文(注文枚数と注文価格を逆に入力)を行い、破産(2回)
いわゆる「損ぎり」ができずに、ポジション管理を失敗して破産(5回)
いつか値は反転するのでは、と期待してしまうヒューマンならではの失敗

実験例


ある学生の運用